日本口腔インプラント学会 に参加しました

 

8月29日・30日の2日間、岩手県盛岡市で開催された、公益社団法人日本口腔インプラント学会 第46回東北・北海道支部学術大会に参加しました。

今回の大会テーマは、**「インプラント治療DX時代の長期予後を考える」**です。

講演や発表を通じて、診断や治療計画、手術、補綴物の製作に至るまで、インプラント治療のさまざまな場面でデジタル技術が活用されていることを学びました。

特に印象に残ったのは、デジタル技術を導入すること自体が目的ではなく、患者さんの長期的な治療結果につなげるために、どのように活用するかが重要だという点です。

デジタル技術によって、口腔内の情報をより正確に共有し、治療計画や補綴物の設計・製作を効率化できる一方で、その情報を適切に読み取り、臨床に生かすためには、歯科医師と歯科技工士の密な連携が欠かせません。

歯科医師の先生方が診断や治療計画に込めた意図を歯科技工士が正確に理解し、技工物の形態や咬合、材料選択に反映する。そして、製作した補綴物について技工士からも専門的な意見を伝え、より良い治療を一緒に考えていく。そのような相互のコミュニケーションが、患者さんの長期的な予後を支えるのだと改めて感じました。

歯科技工においては、CAD/CAMをはじめとするデジタル技術への対応がますます求められています。しかし、デジタルデータを扱う技術だけでなく、補綴や咬合、歯の形態、材料に関する基礎知識と、実際の口腔内を想定して形にする技術も欠かせません。

デジタルの正確性や効率性と、歯科技工士が培ってきた経験や感覚を組み合わせることで、より精度が高く、患者さんにとって長く機能する補綴物につながるのだと思います。

今回の学会参加を通して、デジタル技術は歯科医師と歯科技工士をつなぐ重要な手段であり、その価値を最大限に生かすのは、専門職同士の対話と連携であることを学びました。

今後も青森県黒石市の株式会社dental visionでは新しい技術や知識を積極的に学びながら、歯科医師の先生方との連携を大切にし、患者さんの長期的な健康に貢献できる歯科技工を目指してまいります。

お昼は八栄堂のお弁当。美味しかったです(^▽^)/